シーズン6のメタやイベントを思いつくままに回顧してみる会場がこちらです
LOL民の皆さま、シーズン6お疲れさまでした!
なんとなくシーズン6(S6)のメタやイベントについて思いつくままに適当に振り返ってみます。
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LOL世界大会の公式テーマソング、Ignite by Zedd
S6プレシーズン
S6のPreseasonは、グレイヴス祭りから始まりました。今までほとんど誰も使わなかったマイナーキャラだったグレイヴスがリワークされて、ADC、TOP、MID、JGなど、あらゆるロールで勝率トップを独占します。まさにリーグオブレジェンドの主人公のような輝かしいチャンピオンに生まれ変わりました。
その後、グレイヴスはすぐに弱体化されて大人しくなったものの、今度はSterakのオフタンクビルドにしたり、Youmuでアーマー貫通ビルドにしたり、韓国で新しいビルドが発見されるたびに人気が出て、シーズンを通してOPな活躍ぶりでした。
Preseasonで一番やばかったのが「グインソー」です。TOPケイルやジャックス、イレリアなどがひとりでゲームをぶっ壊すという怪現象が起きていて、最初は皆が困惑したのですが、その原因はグインソーというアイテムにあることが分かりコミュニティの話題となりました。
何度も弱体化されたあとも、しばらくOPな状態が続きましたが、現在はその仕様とコストが大きく変わり、ごく一部のチャンプがピックするだけのアイテムとなりました。
Preseasonでマスタリーに新しくキーストーンが追加されて、最初に注目を浴びたのがサンダーロードで、ほとんどのマッチで10人全員がサンダーロードを選ぶようになる状態が続きました。
ポッピーにリワークが入りました。ムスっとした表情のチャンピオンだったのが、めちゃかわなチャンピオンに生まれ変わりました、良い意味でサプライズでした。
可愛さへの評価は高かったものの、実力のほどは当初はまったく評価されず、微妙なチャンプとして扱われましたが、IBGやサンファイアなどのタンク装備との相性が良いことが分かり、非常に強いチャンピオンであることが判明し、TOPとサポートの両方のロールでプロシーン、ソロキューともに暴れまくりました。その後、いつもの流れで大幅に弱体化されて勝率は底辺まで下がり、マイナーチャンプになり下がったものの、最近またWCSでピックされたりして、TOPロールでメタに戻ってきてます。
待望の日本鯖スタート!
「日本鯖はやくきてくれ」の声も次第に枯れてきて、もはや「本当に日本鯖はじまるの?」と誰もが半信半疑になってきていたところで、待望の日本鯖がスタートします。
今まで150ping前後でプレイしていたNA鯖の住民達は10-30pingという、劇的に下がったpingでのゲームプレイに歓喜の声を上げました。
チャンピオンの声優陣は非常に豪華で、「え、ダイヤのネックレスがこのお値段」や「絞っても乳は出んぞ」など、オリジナリティあふれる翻訳セリフも大好評でした。
最初はAI戦での外国人BOTなどの問題で公式フォーラムもやや荒れ模様でしたが、現在は若干人口問題は懸念されるものの落ち着いた状態にあると思います。
S6 NA LCS劇場
ところで、少し時系列がずれますが、シーズン6のNALCSの動きは面白かったです。
実力と人気度ともにトップクラスのジャングラーのRushがC9に加入して、hype(興奮)が高まりました。
CLGといえばDoubleliftとAphromooのラッシュアワーBOTレーンでしたが、なんとCLGの看板選手であるDoubleliftがTSMに移籍しました。知名度の高い選手だったため、実はAphromooと仲良くなかった?など、さまざまな憶測が飛び交い、それを釈明する動画が投稿されたりと、ドラマな内容で盛り上がりました。
FNCの名物デュオのHuni/Reignover、ダブルリフトに追い出されてしまう形になったWildturtle、TSM移籍も噂されたAdrian、元CLGで実は実力も評価も高いPobelterなど、寄せ鍋感のあるチームで、ほんとうにうまくいくのか?と思われたチームでしたが、NALCSでほぼ無敗の最強チームとなりました。
しかし、シーズン中は好成績なものの、プレイオフのトーナメントでの戦績が悪く、Worldには出場できないという残念な結果に終わってしまいました。次のシーズンはほとんどのプレイヤーが離籍すると噂されています。
私的にWildturtleが大好きなので、彼が活躍する姿を見れて嬉しかったです。
MID-SEASON メイジアップデート
ドラゴンが4色のエレメンタルドラゴンになるなど『MID-SEASON MAGIC』のキャッチにも合う、多彩なアップデートとして面白いパッチでした。
マルザハー、ブラッドミア、カシオペア、ザイラ等、多くのチャンピオンにもリワークが入りました。
Why is Malzahar a jungler now...
— Søren Bjerg (@Bjergsen) 2016年5月4日
「なんでマルザハーがジャングラーになってるんだ?」とTSM Bjergsenも困惑していました。
プロシーンではブラッドミアやカシオペア、ビクターなどが大活躍していましたが、ソロキュー戦士としてはMIDアニーが恐怖でした。
ダイナミックキュー大炎上
LOLといえばランク、ランクといえばソロキューでしたが、S6からダイナミックキューで3人以上のグループでランクゲームができるようになりました。
当初はソロキューもそのうち復活するという話だったのですが、Riotから「ソロキュー廃止宣言」の迷動画が投稿されて、ソロキュー信者達の怒りを買ってしまい、コミュニティが大炎上します。ちょうどBlizzard社から新作Overwatchがリリースされたタイミングとも重なり、「ファックユー、もうロル辞めてオバウォやるわ」という、Riotへの当てつけのような投稿が多数なされました。
その後、ダイナミックキューはより厳正にグループ同士で当たるようになったり、MMRの調整が行われたりして、だいぶ公平な仕組みになりました。また、オーバーウォッチは一時的に韓国ネカフェ人気ランキングでLOLを抜いたものの、その後は失速して、またLOLが一位に戻る形になりました。
今思い返すと、「おまいら落ち着け」といいたくなるような炎上っぷりでした。なおS7でソロ/デュオキューが復活する模様。
LJL Hype!
LJL決勝戦で、RampageがLJL界の横綱チームであるDFMをやぶり初優勝を決めました。決勝戦のBo5は5戦目までもつれこみ、非常に盛り上がりました。Pazのエコーかっけぇとか、Tussleのリーシンは神すぎる、などとファンに印象付ける形になり、Rampageの人気と知名度が一気に上がりました。
7hなどの他チームもシーズン中にDFMを倒したり、今までのDFM一強体制が崩れたことと、日本鯖スタートの影響もあって、今シーズンのLJLの観戦が非常に盛り上がりました。
RampageのWCS出場もワンチャンあるかも?と期待されましたが、残念ながら今年のIWC出場チームのレベルは高く、ブラジル強豪チーム等に敗れてしまい、WCS出場まではいきませんでした。
EyesさんとRevolさんの実況コンビが今年のLJL人気を牽引した、といっても過言ではないでしょう。
さらにtwitter周辺でプチ有名だったkatsudionさんが実況として就任されました。
LJL実況の人に似た名前のエズリアルさんがいました。 pic.twitter.com/Tig5He1us0
— LMH@LOLノート (@lolnote_jp) 2016年10月5日
Eyesさんはランクも時々やられていて、何度かご一緒させていただきました。
WCS Hype!
プレイオフにC9 Impactが覚醒して、ほぼ毎ゲームでTOPレーンで対面をソロキルして、WCS出場までC9をキャリーしつづけました。「Impactが敵をソロキルするときに、”TOP DIE”とVCで言う」というMeteosによるインタビューがもとになり、"TOP DIE"が流行語(meme)になりました。
一番盛り上がったゲームは、準決勝戦のSKT vs ROXでしょう。ROXの謎のフォーチュンサポートピックに苦しめられて、世界中が驚き笑いました。
ザイラサポートのカウンターとして、フォーチュンが強かったようです。
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ワイルドカードの超新星Likkritの兄ちゃん。
決勝トーナメントではあっさり消えましたがw、予選ステージではめちゃくちゃ目立ってました。
ルシアンが弱体化された後は、プロシーンでADCはアッシュ/ジン/シヴィアの3チャンプが常にピックされるようになり、メタが固定しました。その後もメタは大きくは変わらなかったため、今シーズンのADCメタはこの3チャンプが主役であったという印象が強く残りました。
おわりに
『俺たちのリーグオブレジェンドはこれからだ!』