感謝の気持ちしかない
一身上の都合により、Riot Gamesを今月で退職することになりました。
この2年間弱、大好きなリーグ・オブ・レジェンドのお仕事に携わることができたことは、ゲーマー冥利につきる幸運なことであったと思います。
在職中、様々なプロジェクトに快く付き合って頂いた社内・取引先・出演者等の皆様には感謝の気持ちしかありません。大変お世話になりました。
またプレイヤーの方々から色々絡んで頂けたことは、仕事への大きなモチベーションとなりました。皆さま、本当にありがとうございました。
これからもいちファンとしてLoLを楽しみたいと思います。
まさかと思うでしょう、でもライアットゲームズに入社しました。
ご無沙汰しております、LOLノートです。しばらくブログを更新しておらず、サモリフで出会った読者サモナーの方からは「ブログ読んでます。はやく更新してほしいです。」と度々言われておりました。もしかしたら一部の方からは「ブログ閉じたのかな?」と思われてしまっていたかもしれません。
ブログは閉じることなく、今後も更新していきたいと思っています。
さて、久しぶりの更新の挨拶は以上で、今日はライアットゲームズに入社することになりましたのでご報告します。
ライアットゲームズへの応募については公開していました
「え?ライアットゲームズに入社って何事?」って思われる方がほとんどだろうと思いますが、実は応募していたことについては公開していました。
昔の話すぎて、リツイートしている30人中、今も覚えている人は3人ぐらいだろうと思います。どのぐらい昔かというと、APウディアジャングルが強すぎる、みたいな話をしていた頃です。
UOL Vizicsacsi選手の公式インタビュー「チェスが教えてくれた、リーグオブレジェンドで勝つ方法」
UOLのTOPレーナー、Vizicsacsi(チャーチ)選手のインタビューを日本語で紹介したいと思います。
チャーチ選手は「チェスプレイヤーとして強かった」というエピソードがあり、本インタビューでもチェスの話がたくさん出てきます。動画での話し方からも、頭が良さそうで、なんとなくチェスとか強そうな雰囲気が伝わってきます。
また当ブログの過去エントリで紹介しましたが、チャーチ選手はリワーク前の旧ポッピーでチームをキャリーしたというエピソードでも有名です。こちらも良ければご覧ください。
www.lolnote.net
※PoE選手は元UOLのMIDレーナーです。
ところで、インタビュー記事の紹介の前にIEM OaklandでのUOL優勝について手短に触れます。
IEM Oakland、UOL優勝おめでとう!
先日行われたIEM OaklandでEU代表のUOL(ユニコーンズ・オブ・ラヴ)が優勝しました。セミファイナルでNA代表の強豪チームTSMを破り、ファイナルで台湾代表の強豪チームFWを破るという快挙でした。
あのWildturtleがTSMに一時復帰した大会だっただけに、TSM敗退はファンにとってはショックな出来事でもありました。
※IEM優勝を喜ぶUOLチーム。EULCS司会のSjokzさんも嬉しそうです!
Scarra氏のプレシーズン考察-アサシンリワークの全10チャンピオンの現状について
先週公開されたScarra氏のプレシーズン考察動画の前半部分を日本語で紹介します。リワークの入ったアサシンチャンプすべてについて解説されていて面白い内容だと思いますので、ぜひ読んでみてください。
※本エントリはこちらの元の動画の前半部分の要約です。
※ブログ記事にするにあたり適宜編集(小見出しの追加、省略、話の順序替えなど)しています。要約のスタンスとして、厳密な正確さよりも記事としての読みやすさを優先しているためです。正確性が気になる方は元の動画を参照ください。
※本記事が面白ければ、ぜひこちらのScarra氏のYoutubeチャンネルをSubscribeして応援しましょう。 続きを読む
シーズン6のメタやイベントを思いつくままに回顧してみる会場がこちらです
LOL民の皆さま、シーズン6お疲れさまでした!
なんとなくシーズン6(S6)のメタやイベントについて思いつくままに適当に振り返ってみます。
www.youtube.com
LOL世界大会の公式テーマソング、Ignite by Zedd
リーグオブレジェンドの味方運について真面目に考察してみる
「LOLは運ゲー。フィーダー引いたら負け。」
「味方のせいにするな。そのレートが君の適正だ。」
これらは世界中のLOLプレイヤー達のテンプレ発言で、日本でも同様に、味方運についての発言は後を絶ちません。
私もランクを回していて、「これはさすがに味方運が悪い」と思うこともあれば、「今日は味方運が良い気がするぞ」などと思うこともあります。
本エントリは、別に味方運についてネガティブな発言をするプレイヤーに向けて、綺麗事を並べて説教するためのものではありません。あくまでソロキュー攻略のヒントを探るために、このLOL特有の味方運とどう付き合っていけばいいのか、真面目に冷静に考察してみたいと思います。
無駄に長文エントリ。ようするに「無理ゲーは負けても仕方ないので気にせず、勝てる可能性のあるゲームに集中しましょうね」ってことです。一行でした。
— LMH@LOLノート (@lolnote_jp) September 16, 2016
たとえ話として、トランプのポーカーと、LOLとを対比して考えてみましょう。
「俺ポーカーめっちゃ強いよ。腕前はプロクラスだ。でもカード運が悪くて、なかなか勝てねえんだ」みたいなことを言うポーカープレイヤーは存在しないと思います。そんな発言をしたら笑われます。
でも、「俺LOLめっちゃ強いよ。腕前は少なくともダイヤだ。でも味方運が悪くて、シルバー5の魔境から抜け出せねえんだ」みたいなことを言うプレイヤーは少なからずいます。そして、公言はしないにしても、実は心の中でそう考えている人はもっと多いと思います。
続きを読むブロンズからチャレンジャーまで、誰もが陥るトンネルビジョン(tunnel vision)の罠【リプレイ動画付】
DEMACIA by EnciferART on DeviantArt
LOLではよく「トンネルビジョン/tunnel vision」という概念が用いられます。
例文:
彼は大したプレイヤーではない。メカニクスは並以下だし、チームファイトでは酷いトンネルビジョンに陥る。
He is not a great player. His mechanics are below average and he tunnels too hard in teamfight.
トンネルビジョン(視野狭窄)とは、もともとLOLのゲーム用語ではありません。日本語では「視野狭窄に陥る」といった慣用語として、ひとつの物事に集中して周囲が見えなくなることを指します。
(※医学用語での「視野狭窄」は見える範囲が実際に狭くなってしまう視覚障害のことを指します)
LOLの場合は、この慣用語のほうと同義で用いられて、目の前の物事に集中して周囲が見えなくなることをさします。
本エントリのトップ絵のように、目の前のティーモが憎いあまり、ティーモを追っかけまわしていると、周囲の状況に気づくことができず、つい深追いして逆にキルされてしまったりするのです。
続きを読む