プロプレイヤーから学ぶ、敵ジャングラーからのGankを避けるシンプルなテクニック【動画解説付】
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レーンの対面相手には有利に進めていても、敵ジャングラーにギャンクされてしまい、レーンに負けてしまうことが多々あります。
このような敵ジャングラーからのGankを完全に避けることは出来ませんが、Gankを受けにくくすることは出来ます。誰にでも使えるGankを避けるテクニックがあるのでご紹介します。
本エントリは世界大会の動画を見ていてインスパイアされた、過去ツイートを記事化したものです。
S5 WorldのSKT vs EDGのFakerの立ち居地。MIDレーナーは、敵のギャンク経路の逆側に立ちます。プロのゲームでも、実はFakerは適宜右寄りになったり、左寄りになったりしてます。これが伝えたいポイント。 pic.twitter.com/fo7NYWSxME
— LMH@LOLノート (@lolnote_jp) 2016年2月1日
図から分かるように、敵ジャングラーのギャンク経路の逆に立つことでGankを避けやすくなります。
下記、同内容について順を追ってもっと詳しく解説してみます。
エントリの最後にMIDラックスの動画解説もありますので参考にどうぞ。
1. まず、敵ジャングラーの位置を把握しよう!
敵からのギャンクを避けるためには、敵ジャングラーの位置を把握しましょう。
・・・と言われても、それができたら苦労しませんよね。敵ジャングラーはマップに表示されていませんからね。
そこでオススメなのは、ざっくり右側か左側かだけでいいので、大体の位置を把握するように努めることです。
敵ジャングラーが居るのは右側か?それとも左側か?
・敵ジャングラーが赤バフと青バフのどちら側からスタートしたか?
・ワードに引っかかってMAP上でちらっと見えた?
・他のレーンにギャンクに来た?
それらの情報から、まず大まかな把握するように努めましょう。
2. ギャンク経路の逆側に立て!
敵ジャングラーの位置がざっくり右か左かだけでも分かれば、そのギャンク経路の逆側に立つように心がけましょう。
例えば、敵ジャングラーが右側にいるときのMIDレーンの立ち位置を図で説明してみます。
このように、ギャンク経路の逆側である左側の立ち位置のほうが安全で、ギャンクを受けにくくなります。
3. 例-MIDラックスで敵ジャングラーが右側にいるとき
MIDラックスの立ち位置を図で見てみましょう。敵ジャングラーのEliseは右側ジャングルに居ます。
(上図について)このような右寄りの立ち位置にいると、右側ジャングルの敵ジャングラーからのギャンクを受けやすくなってしまいます。茂みから出てきて、Eliseのカクーン(E)を飛ばされてスタンされてしまいますからね。
左寄りにしておけば、右からのギャンクは受けにくくなります。右からGankに来ても、左に歩けば簡単に逃げれます。
4. 例-世界大会のFaker選手
再度、世界大会のスクリーンショットを見てみましょう。
S5 WorldのSKT vs EDGのFakerの立ち居地。MIDレーナーは、敵のギャンク経路の逆側に立ちます。プロのゲームでも、実はFakerは適宜右寄りになったり、左寄りになったりしてます。これが伝えたいポイント。 pic.twitter.com/fo7NYWSxME
— LMH@LOLノート (@lolnote_jp) 2016年2月1日
Faker選手は明らかに左寄りの立ち位置になっていて、この後もしばらく左寄りの立ち位置をキープしていました。
これは、敵ジャングラーであるClearlove選手のJ4が右側に居ることを把握しているため、ギャンク経路の逆側、かつ、味方ジャングラー側である左側に立つことでギャンク可能性を未然に防いでいるのです。
5. 【字幕コメント付の動画解説】MID Lux vs Lulu
動画解説です。S6でランクリセットが入ったばかりの昔の動画です。
低めのレート帯でのゲームのため、レーンの攻防はヌルいし、敵味方ともに動きが甘い感じはあるのですが、確認してほしいポイントは敵ジャングラーのEliseのギャンク経路を意識して、ラックスが立ち位置を調整していることです。
www.youtube.comBGM付なので、twitch等での配信を見るような感覚で見ていただけたらと思います m(_ _)m
敵ジャングラーが無謀なカウンタージャングルに来たところをキルしたりして有利をとっています。
注:昔のパッチ6.1のため、アイテムビルドは参考にしないでください。
おわりに
動画中のラックスは、ぜひ初心者の方にオススメしたいMIDチャンピオンです。スキルの使い方が直感的に分かりやすく、レンジが長く敵と距離を保つことができるため、死なずに活躍しやすいです。
すごく久しぶりに攻略系の解説記事を書いた気がします。