すべてのジャングラーが知っておくべき、『30のジャングルの知識とテクニック』 後編 (16以降)
海外フォーラムのRedditに投稿された、ジャングルについての人気まとめを日本語でご紹介します。ジャングラーの方はぜひ読んでみて、ジャングルの立ち回りについての知識を再確認してみましょう。
原文は分量が多いため、前編と後編とで分けさせていただき、本エントリでは後編として16以降について以下紹介します。
なお原文は、2年前のシーズン4に投稿された内容のため、現行のシーズン6とは一部異なる箇所もあります。そのため、一部のTIPSについては、ピンク色の文字で脚注を加えたり、加筆修正を行ったりしました。
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前編はこちらです。
すべてのジャングラーが知っておくべき、『30のジャングルの知識とテクニック』 後編 (16-)
2-7-12-17-22(分)のタイミングを覚えておきましょう。バフが出現する時間は大体この時間です。17分前後でバフが出現することが分かっていて、敵のバフにワードを挿したければ、16:30ごろにワードを挿すのがベストです。
Gankをするときブリンクを使ってレーンに乱入するのではなく、なるべく敵がフラッシュを使ったあとにブリンクを使いましょう。
敵がフラッシュを使ったことを味方が知らせてくれたら、そのレーンをGankギャンクしましょう。敵のフラッシュが落ちているからというだけでなく、味方に合わせてあげることもチームワークとして大事です。
全てのレーンが勝つとは限らず、1つレーンが負けてるぐらいなら良いほうで、原則そのレーンはもうGankしないようにします。しかし、例えば敵がジャックスのレーンで負けたまま放置することは出来ないので気をつけましょう。
注:Jaxのような後半強いキャリーが育ってしまうと、一気にスノーボールされて、ゲームに負けてしまう危険性があるためです。
レーナーがCCを持っているときは、レーナーが先にCCを使ってから、その後にチェインで使うほうが良いでしょう。開幕にCCを使ってしまうと、レーナーが同時に当ててしまうかもしれません。
あなたはエリスのプロですか?そうであるならもちろんのこと、ジャングラーがまず先にCCを使うことでレーナーがチェインでCCを当てやすくなるときは、Gankの開幕に先に使いましょう。上手なウディアであれば、「熊 > スタン > 虎 > AA > フェニックス > AA、AA、AA > 熊 > スタン」とスタンを2回も叩き込むでしょう。
もう私は何番目のTIPSか分からなくなってきました(笑)
オブジェクティブを取れるときは、ジャングルをファームするのを辞めて、オブジェクティブ確保を優先しましょう。
味方が動きを合わせてくれるのであれば、チームに動きを合わせることよりも、まずスタックを溜めるほうが良いでしょう。そもそも個人的にはファーム系全般はあまり好きではないですけどね。
GankをするときはPingを打ちましょう。ミニオンウェーブに、味方の近くに、Ping Ping Ping Ping Ping Ping Ping!(打てなくなるまで打ちます)。CSに意識が集中しすぎてしまって、Gankに気づかないプレイヤーもいます。特にCSが取りにくい状況だと尚更です。
追記:Pingを打ち続けるのはGankするときだけにしましょう。通常の移動時や警戒を促すPingをスパムするのは、不愉快なものです。現実的には3-4回で十分で、それ以上打つのは意味がありません。
BOTレーンなど、敵チャンプが二人以上いるレーンをGankするときは、最も威となる敵を確認したうえでPingを鳴らして、あなたのチームにターゲットを知らせましょう。分かりやすい例は、サポートのザイラ(Zyra)の立ち位置が悪いときです。バーストダメージを出せるサポートメイジはレベル3のADCよりも火力が高いです。サポートから狙いたがらないプレイヤーが多いのですが、Pingでターゲットを知らせて、立ち位置の悪いZyraから狙うほうが良いでしょう。
死んだ状態でも、Pingを鳴らしてチームに指示を与えることができます。私自身も死んだ後、フォーカスすべき敵を特定することで、数多くのチームファイトを有利に導くことができました。
ジャングルの回り方を検討して、いつリコールするかも考慮しておきましょう。戻ったタイミングで、その必要なジャングルアイテムを急いで購入します。
特に低レート帯では、タワーダイヴをしてもレーナーが適切にアシストしてくれるとは限りません。タワーの攻撃を受けすぎるのは危険です。
Devourer系のジャングラー相手にするときなど、Gankよりもカウンタージャングルに重きを置く場合は、黄トリンケットを持つようにしましょう。
Gankをするとき、必ずしも赤トリンケットでワードを破壊する必要はありません。赤トリンケットを使うと、たとえワードが置いてあったとしても、敵の視界から消えることができます。もしワードを壊すと、敵に感づかれてしまうことがあります。
赤トリンケットを使ったときは、敵の動きを観察して、もし敵がすぐに後ろに引くようであれば、気づかれてしまっています。
ダブルバフ持ちのあなたは、パリス・ヒルトンの不動産資産と同じぐらいの価値があります。絶対にまぬけな事態に陥らないようにしましょう。
パリスヒルトン。ヒルトンホテル一族の令嬢。
敵プレイヤーがダブルバフ持ちのときは、パリス・ヒルトンの不動産資産を狙うかのごとくハントしましょう。
あなたがバフを持っていたとしても、その後にバフが味方に移動することに確証があれば、キル交換をしてもよいでしょう。
全てのレーンが勝ってるときは、敵のジャングラーとデュエルしてもよいでしょう。くれぐれも死なない程度に。敵ジャングラーはその間、レーンのヘルプに回れず、挽回の目を潰すことができます。
32aはSmiteに関するTipsですが、S6ではSmiteタイマー等の状況が違い、読者の方に誤解を与えるかもしれないため、LOLノートの判断で省略させて頂きました。
気になる方へ、原文はこちらです。32a.) Smite cooldown is so low you can use it as soon as your first buff spawns and the smite will be up again if you want to late invade.
インベードのとき、敵がバフを始めるのを待ってから襲うのも良いでしょう。敵のHPが低くなってからであれば、キルも取れます。
おわりに:翻訳の際の注意書き
LOLノート著者が翻訳時に行ったことについての注意書きです。
・情報を見やすくするために、全TIPSについてタイトルをつけた。(原文はタイトル表示はなく、箇条書き形式)
・一部の文章を意味が伝わりやすくなるように加筆修正した。(例:原文でlolkingとなっているものは、op.ggと改変した)
・シーズン変更により影響があるものはピンクの文字で注を加えた。
上記の作業のため、原文と若干異なる表現をしている箇所もあります。より忠実な表現が気になる方は、原文リンク先を参照ください。